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夏目友人帳 - 静かな夏の夜に観るのにぴったりなアニメ

ジャンル:日常系、超自然、ドラマ、ファンタジー、少女

導入
こんにちは!
夏らしい季節になってきたから、皆が見るべきお気に入りのアニメの一つ、夏目友人帳をおすすめするのにピッタリのタイミングだと思ったんだ。
もともとはずっと昔に友達にこの作品を教えてもらって手当たり次第に見たんだけど、一度もまじめに見たことはなかったんだ。
その後、ある年の夏に腰を据えてちゃんと見ることにしたんだけど、すぐに一番お気に入りのアニメになったんだ。
ずいぶん前に立てられたWatchThis!スレがある(これこれ)のは知ってるけど、それ以来redditに参加する人の人数がかなり増えたから、このアニメの存在をみんなが思い出すのは最高だと思ったし、どうもこの作品はまだこのsubredditでは比較的人気がないみたいなんだ。
だから今日、自分の感じたこの作品の特別な点をより多くの人が理解してくれて、試しに見てくれることを願って自分の体験をシェアすることにしたんだ。

概要
ちょっとした概要から始めるよ。
物語は神谷浩史(阿良々木暦、折原臨也、他にもたくさん)が声を当てる夏目貴志を中心に展開する。

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夏目は幼いころに親を亡くした内気な高校生で、里親から里親へ点々としていて家と呼べるような場所や友人と呼ぶべき人は一人もいなかった。
とても幼い頃から夏目は妖怪(普段は人間には見えない日本古来のお化け)が見える能力に苦しめられてきた。
夏目は永らく妖怪に苦しめられ、夏目以外の誰も妖怪を見ることができない、つまり誰からも同情されず、独りで不安な状態に置かれたために夏目は独りで苦しみに耐えなければならなかった。この孤独がアニメの中心的テーマとなる。

ある日、二人組の妖怪から逃げている最中に夏目はひょんなことから招き猫に出会う。
別名マダラ。ニャンコ先生の名でも親しまれていて、夏目に友人帳という祖母夏目レイコから受け継がれた強大な妖力を持つ書物のことを教えた。

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この書物には過去にレイコが出会った多くの妖怪の名前が記されていて、書物を所有したものは誰でも名前を呼ぶだけで妖怪を操ることができる。
書物を欲する願望に駆られてニャンコ先生は仲間でありかつ用心棒という形で夏目の後をついて回ることにした。いつの日か友人帳を手に入れることができると期待して。

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日常系作品としてタグ付けされているものの、日本に生息する数々の妖怪を発見するたびに夏目友人帳は多くの冒険や経験を通じて登場人物たちの後を追っていく。
毎回新しいキャラクターに出会い、夏目と共に彼らの物語を追っていく形となっている。
恐ろしい妖怪もいるかもしれないが、親切だったり可愛い妖怪、あるいはただ友達になりたいだけの妖怪もいるかもしれないとわかる。
また一方で、妖怪に出会うたびにそれぞれが語るべき情熱的な物語を持っていることに気づく。そして夏目はそれを聞くために存在する。

好きな理由
さて、作品の基本的な前置きを復習したよ(想定していたよりも若干詳細になったかも)。
このパートに自分がどう取り掛かりたいのかよくはわからないんだけど、やろうと思ってるのはこの作品に関する自分の経験を好きだったり共感した作品の様々な側面を強調して話すことで、願わくばどういった作品なのか見当をつけられると良いし、それによってさらに深く体験したいと思えるようになること。
普通は人それぞれアニメに対する感じ方は違うのはわかってるんだけど、これがみんなにこのアニメを売り込むのに役立つ考えうる最善の方法だったんだ。
このパートは複数項に分けたよ。

雰囲気
アニメが売れる要因は雰囲気にあると強く思う。
個人的には雰囲気がこの作品の一番魅力的な部分だし、普段アニメ全般を楽しむ際の一番好きな観点なんだ。
初めて友人にこの作品を紹介したとき、静かな夏の夜に観ると完璧だと言ったんだ。
ちょうど同じことをやったら、この作品を言い表すのにこれ以上ないくらい良い表し方だとわかったんだ。あらゆる点で夏に欠かせないんだ。(実際「夏」がsummerに翻訳されるからなんとなく予想はできる)
こういった雰囲気を言葉で言い表せるか見当もつかないな。
静かで、平穏。蝉とコオロギが鳴いている。少しだけ窓を開けた時のあの暖かく、少し湿った空気。
他にどうやって表せばいいか全然わからないけど、夏を思った時にどんな雰囲気を感じるにせよ、夏目友人帳は夏の雰囲気を完璧に捉えているんだ。
そして背景アートや音楽といった様々な方法で捉えているんだ。

このアニメが用いる美術は手書きのような水彩画に近い雰囲気があるね。
ほんの少しノスタルジアの感覚が加わった青々とした緑豊かな田園地帯を素晴らしい形で捉えている。
夏を考えたとき、自分は風にそよぐ青々とした緑木のそばに座っているか、赤々とした夕焼けに照らされた夕方の田舎道を歩いているのを想像するよ。

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大抵の場合、美術面でこの作品が賞賛されているわけではないと思うけど、このシンプルさがあの良くできたノスタルジックで平穏な雰囲気を形作るのには必要不可欠だと思うな。

音楽
音楽は雰囲気に分類すべきかもしれないけど、独立した項を用意するに足る要素だと強く思うんだ。
このアニメの音楽に関して大好きな点は多いんだけど、背景美術に対して感じたことを説明するのが難しかったら、音楽に対して感じたことは何か他の形で言葉にするつもりだよ。—サウンドトラックはとてもユニークで美しいね。
例を挙げて自分の考えを伝えてみるよ。

この作品において音楽はしっかり活用されていて、適切な雰囲気を伝えていると思う。
このメインテーマのように、物語の中心的要素をとても良く引き立てている、非常にノスタルジックで神秘的、超自然的な雰囲気がある。
この曲のように、より落ち着いた曲もある。
そして、この曲この曲のような「わあ」ってなるような非常に多種多様な曲もある。
こういった曲に使われている楽器は、伝統的な日本の楽器と現代的なコンサート・バンド楽器のミックスのような感じで魅力的だと感じる。
この作品の音楽はこのアニメの持つ伝統的な日本というテーマを巧みに引き立てているんだ。

サウンドトラックよりも一層良いのがオープニングテーマエンディングテーマだね。
この作品全体で一番好きなものは夏目友人帳の1期のエンディングと自分なら答えてしまうだろうな。
毎回話が締めくくられたのちに安息と静穏の地へ連れて行ってくれるのはいつもエンディングのテーマソングなんだ。 
気が付くと新しいクールのたびにどんなエンディングソングなのか、ワクワクしてずっと見続けてしまうようなものなのか楽しみに待っていたんだ。
どのエンディングソングもただただ美しいよ。
これも楽しみの一部だから全曲ネタバレするようなことはしたくないけど、どのエンディングも大好きなんだ。
一つだけこの書き込みから受け取ってもらいたいものがあるとすれば、この作品の音楽はとても美しいし、初代エンディングソングは作品の雰囲気にぴったり合ってるってことだね。
これだけで1~2話見たくなると思う。
どれほどぴったりなのか全然上手く伝えられないや。

物語とキャラクター
この作品を楽しいと感じるのは雰囲気に依るところが大きいと考えているけど、6クールかけて知ったストーリーとキャラクター抜きではこれほど愛着を覚えることはなかっただろうね。
前に言ったように、独立した話からなる日常系作品なんだ。
それゆえ夏目が出会う新たな妖怪を毎回、あるいは数話かけて扱うんだ。
ホントに怖くて不気味なものもいる。比較的無害なものもいる。

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地球上で一番というくらいかわいらしいものたちもいる。

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出会う妖怪のタイプや性格が種類に富んでいるんだけど、このことは話ごとのつながりが希薄な構成のせいで作品の面白みが削がれる恐れのあるこのアニメを新鮮に保つのに一役買っていると思う。

登場した妖怪に加え、心に沁みる深いストーリーが話の中で語られる。
どのストーリーも前回とは大きな違いがある。
それは恐ろしかったり緊張の走るストーリーかもしれない。
非常に悲劇的なストーリーやロマンチックなストーリーもあるし、ただただ幸せな気持ちで満たされるようなものもある。でもそれと同じだけ遊び心のあるユーモアや気楽さを多くの回で感じることもできるけどね。
こうして時折雰囲気を和らげることで面白みが増していると思うよ。
どの話でも笑ったり泣いたりその中間だったりと、多くの感情を感じることができるんだ。
でもいつもストーリーの問題が解決することで気持ちが晴れ晴れした状態で終りを迎えて、深い心の安らぎと静穏を感じさせてくれるんだ。 
これだけ様々な感情に躊躇なく心を開くことができるようにさせてくれる作品がほかにあるとは思えないよ。この作品がどれほど感情を開放させてくれるかを思うと本当に驚くよ。

妖怪に加え、夏目のクラスメートや現在養子関係にある両親といった人間のキャラクターにも等しく出会う。 

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キャラクターとの交流を通して、一人の人間としての夏目のことを理解し、彼が自分自身の問題で迷惑を掛けたくないと思い、他人の幸せを気遣っていることを理解するようになる。
定期的に登場するキャラクターについて言うと、彼らはこの作品の中心的なテーマ:孤独感への順応や逃避に対して視聴者の心を開かせる存在なんだ。
初めの方で夏目はとても疎外感を感じていると言ったよね。
作品を通して、彼がその気持ちに対して上手く対処したり、彼が一人の人間として成長するさまを見守ることになる。
6クールを通して夏目と夏目の幸せを大切に思うようになったし、この作品を見ている人なら誰でもいずれはそうなると思う。

結び
さて、なんてこった書きすぎてしまった。これを全部読ませてしまって申し訳ない。
もし最後までたどり着いたなら、読んでくれて本当にありがとう!他に言うことはないよ。
みんなにシェアしたことと同じことを体験したいと思ったなら、自分ならこのアニメを強くすすめるよ。
この作品は自分にとってすごく特別だしこの書き込みも含めみんなとそのことでコミュニケーションできたらと思うよ。
あとこの書き込みに納得してくれて少なくとも数話は見て好きかどうか確かめてみてくれるといいなとも思う。
そういうわけでここで締めくくろうと思う。
これを全部読んでくれた人たちへのちょっとしたご褒美に、神谷浩史が歌う、1期にリリースされたCDサウンドトラックから「暖かい場所」を載せておくよ。

これに対するコメント

全くそうは思わないな 夏目はいつ見てもパーフェクトなアニメだからな xD
ハハ!もう少しで騙されるところだったよ 全くその通りだ 夏目はどんな時でも素晴らしいよ
素晴らしくよく書かれているね! 
書いてくれてありがとう  人気がない現状を想像するとちょっとガッカリするからね
ニャンコ先生は一番のお気に入りだな
このアニメのことを聞く以前のことだけど、UFOキャッチャーで巨大なにゃんこ人形をなんとか手に入れたんだ 
あのネコはお茶目だったからね このアニメを見てみたのはちょうどその後だったんだ
全然後悔してないよ
このアニメはファンタスティックだよ 
6クールあってOVAもたくさんあるから、きっと日本ではヒットしてるんだよ
みんなにぜひおすすめのアニメだ



ソース:reddit
マイナーアニメだと「絶対少年」がおすすめです。ちょっと古いですが。